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ロクナナハチ(678)編集部

シニア世代の方々の撮影を行っているフォトスタジオ業界の最新情報や撮影テクニック、スタジオ選びのコツなど、皆様に役立つ情報をお届けしています。

還暦祝いは人生で一度きりの特別な節目です。大切な方に心から喜んでもらえる贈り物を選びたいと思う一方で、何を贈れば本当に喜ばれるのか悩む方も多いのではないでしょうか。赤いちゃんちゃんこのような定番アイテムもありますが、現代の60歳はまだまだ若々しく、従来のイメージとは異なる価値観を持つ方も増えています。

実際に還暦祝いをもらった方々の本音を聞くと、嬉しかったものと嬉しくなかったものには明確な違いがあります。この記事では、実体験に基づいて本当に喜ばれる具体的な還暦祝いの品物と、避けたほうがよい贈り物について詳しくご紹介します。

還暦祝いで本当に喜ばれるギフトの特徴

還暦祝いの贈り物を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。まず大切なのは、実用性と記念性のバランスです。日常生活で使えるものは喜ばれる一方で、記念として形に残るものも特別感があります。どちらか一方に偏るのではなく、相手の性格やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

また、相手の好みや趣味への配慮も欠かせません。普段からアクティブに過ごしている方には体験型のギフトが喜ばれますし、自宅でゆったり過ごすことが好きな方には日常使いできるアイテムが適しています。贈る側の思い込みではなく、相手が本当に欲しいものを考えることが大切です。

さらに、現代の60歳は昔と比べて非常に若々しく、まだまだ現役で活躍している方も多くいます。そのため、年齢を過度に強調するような贈り物は避け、これからの人生をさらに豊かにするものを選ぶ視点が求められます。

もらって嬉しかった還暦祝いの贈り物

実際に還暦祝いをもらった方々に聞いた「嬉しかった贈り物」を、具体的な商品例とともにご紹介します。

家族との思い出を作る体験ギフト

温泉旅館での家族団らん

最も喜ばれる贈り物の一つが、家族との時間を共有できる体験型のギフトです。温泉旅行では、箱根や熱海などの近場から、北海道や沖縄といった憧れの地まで、予算に応じて選べます。食事会なら、個室のある料亭や高級ホテルのレストランでの会食が人気です。予算は3万円から10万円程度が相場です。

また、JTBやクラブツーリズムの旅行ギフト券、リンベルやハーモニックの体験型カタログギフトなども、相手が自由に選べるため喜ばれます。物として残るものではありませんが、思い出は一生の宝物になります。

ファッション小物・身につけるもの

ファッション小物・身につけるもの

毎日使える上質なファッションアイテムも高評価です。男性向けなら、ポールスミスやタケオキクチの財布(2万円から4万円)、セイコーやシチズンの腕時計(3万円から10万円)、ダックスやブルックスブラザーズのネクタイやベルトなどが定番です。

女性向けでは、コーチやフルラのバッグや財布(3万円から8万円)、カシミアのストールやスカーフ、パールのネックレスやイヤリング(2万円から5万円)などが人気です。ブランド品は使うたびに特別感があり、贈ってくれた人のことを思い出せるため喜ばれます。

趣味に関連したグッズ

ゴルフを楽しむシーン

相手の趣味を把握している場合は、関連グッズが確実に喜ばれます。ゴルフが趣味なら、ブリヂストンやキャロウェイのゴルフボールセットやグローブ、名入れのゴルフマーカーなどが人気です。園芸が好きな方には、フェリシモのガーデニングセットや高級な剪定ばさみ、おしゃれな鉢植えセットが喜ばれます。

読書好きには電子書籍リーダーのKindleや図書カード、料理が趣味ならル・クルーゼの鍋やティファールの調理器具など、相手の日常に寄り添ったアイテムを選ぶことで使う喜びとともに贈り手の気持ちも伝わります。

名入れ・オーダーメイドのギフト

世界に一つだけの特別感があるアイテムも記念日にふさわしい贈り物です。名入れのサーモスタンブラーや真空断熱カップ(5千円から1万円)、名前や日付を刻印したグラスやマグカップ、オーダーメイドの似顔絵(1万円から3万円)、メッセージ入りのフォトフレームなどが人気です。

特に似顔絵は、家族全員を描いたものや、還暦を迎える本人の笑顔を描いたものが感動を呼びます。手描きの温かみがあり、リビングや玄関に飾れるため、毎日目にするたびに嬉しい気持ちになれます。

プリザーブドフラワー・花束

お花は定番ですが、枯れないプリザーブドフラワーは記念品として長く楽しめるため人気があります。赤いバラや華やかなアレンジメント(5千円から2万円)は、還暦らしい華やかさがあります。また、日比谷花壇や青山フラワーマーケットのフラワーギフトは品質も高く安心です。

生花の花束なら、還暦にちなんで赤いバラを60本贈るのも素敵です。花言葉やメッセージカードを添えると、より気持ちが伝わります。

記念撮影・家族写真

思い出として形に残る贈り物の中でも、プロのカメラマンによる記念写真の撮影は特別感があります。家族全員で撮影する集合写真や、還暦を迎えるご本人の記念ポートレートは、後々まで大切にできる宝物になります。スタジオアリスやスタジオマリオなどの大手写真館では、家族写真のプランが充実しています。

例えば、60代・70代・80代のための撮影サービス「ロクナナハチ(678)」では、プロのヘアメイクと撮影技術で、記念日の写真として特別な一枚を残すことができます。全国の写真館で利用できるシニア専門の撮影サービスで、累計12,000人超の方が利用されています。変身体験のように楽しみながら、記念として残せる写真を撮影できるため、還暦祝いの贈り物としても人気が高まっています。

健康グッズ・リラックスアイテム

健康を気遣う年代だからこそ、体をいたわるアイテムも喜ばれます。オムロンやタニタの血圧計や体組成計(5千円から1万5千円)、ルルドやアテックスのマッサージクッション(1万円から3万円)、フィットビットやガーミンの活動量計などが人気です。

また、今治タオルの高級バスタオルセット、アロマディフューザー、テンピュールの枕やクッションなど、日常的にリラックスできるアイテムも高評価です。

カタログギフト

何を贈ればよいか迷った場合や、相手の好みがわからない場合は、カタログギフトが便利です。リンベルやハーモニック、ソウ・エクスペリエンスのカタログギフト(1万円から5万円)なら、食品からファッション、体験型ギフトまで幅広い選択肢の中から好きなものを選んでもらえます。

特にグルメカタログは年配の方にも選びやすく、全国の名産品や高級食材を楽しめるため人気があります。

避けたほうがよい還暦祝いの贈り物

喜ばれる贈り物がある一方で、実際にもらって困ったという声もあります。失敗を避けるために、どのような贈り物が不評だったのかを知っておくことも大切です。

まず、年齢を過度に強調する贈り物は避けたほうが無難です。赤いちゃんちゃんこは伝統的なアイテムですが、現代の60歳にとっては「老人扱いされている」と感じる方もいます。形式的な記念撮影だけで終わってしまうと、むしろ抵抗感を持たれることもあります。

また、使い道が限定的すぎるものや、趣味に合わないものも困る贈り物の代表です。例えば、大きな置物や絵画は置き場所に困りますし、インテリアの好みは人それぞれです。サイズが合わない服や、使う機会のない高級品なども、もらっても困ってしまうことがあります。

さらに、「老後」「余生」といった言葉を連想させるアイテムも慎重に選ぶ必要があります。杖や補聴器、老眼鏡などは実用的ではあっても、還暦祝いとしては不適切です。現代の60歳はまだまだ現役で、これからの人生を前向きに楽しもうとしている方が多いため、終活を連想させるような贈り物は相手を傷つけてしまう可能性があります。

まとめ

還暦祝いで本当に喜ばれる贈り物は、相手の性格やライフスタイル、価値観をよく理解した上で選ぶことが何より大切です。物としての価値だけでなく、贈り手の思いやりや配慮が伝わるかどうかが、喜びの大きさを左右します。

体験型のギフトで家族との時間を作ること、上質なファッション小物や趣味のグッズを選ぶこと、名入れのオーダーメイド品や記念撮影で形に残すことは、いずれも高い評価を得ています。一方で、年齢を強調しすぎたり、使い道が限定的すぎたりする贈り物は避けたほうが無難です。

還暦は人生の大きな節目であると同時に、これからの人生をさらに豊かにするスタート地点でもあります。記念として家族写真や本人の記念撮影を検討される場合は、ロクナナハチ公式サイトでお近くの対応スタジオを探すこともできます。大切な方への心からの感謝とこれからの幸せを願う気持ちを込めて、最高の還暦祝いを贈りましょう。